働く女性のみなさんは、女性特有の健康の悩みは何が思いつきますか?
女性は『月経』『妊娠・出産』『更年期障害』などいろいろとライフステージによって悩みも様々ですよね。
そんな悩みの解決策として注目が集まっているのが『フェムテック』や『フェムケア』です。
今回はフェムテックやフェムケアとは何か、そして特に多くの女性が何かしらの影響を受ける『月経』の悩みをサポートするフェムテック・フェムケア仕様のユニフォームをご紹介していきたいと思います。
1.フェムテック・フェムケアってなに?
A:女性の健康にかかわる悩みを解決に導く製品やサービスのこと。
まずはフェムテックとフェムケアについてお話ししたいと思います。
フェムテックとは『Female(女性)』と『technology(テクノロジー)』を合わせた造語です。
「生理・月経」「妊活・妊よう性」「妊娠期・産後」「プレ更年期・更年期」など女性特有の健康課題をテクノロジーの力で解決するための製品・サービスを『フェムテック』と呼びます。
フェムテックという言葉を最初に使った人は、デンマーク出身の女性起業家Ida tin(イダ・ティン)という人です。
2012年頃にドイツで、彼女が共同創始者である月経管理アプリ『Clue(クルー)』をマーケット化するにあたり、資金調達のために名付けられたと言われています。
一方、フェムケアとは『Feminine(女性の)』と『care(ケア)』を合わせた造語です。
特定のテクノロジーに依存せず、さまざまな方法で女性特有の健康課題をケアする製品・サービスを『フェムケア』と呼びます。
フェムケアはフェムテックという言葉が広まっていく過程で生まれ、主に雑誌やインターネットで使われるようになりました。
日本でフェムテックやフェムケアが広まったのは2020年頃だと言われています。2021年には新語・流行語大賞にもノミネートされています。
そんなフェムテックは経済産業省も推進していますが、なぜフェムテックやフェムケアが推進されているのでしょうか?
日本政府は女性の活躍推進を通じて多様性を確保し、イノベーションにつなげることを非常に重要視しており、また少子高齢化での労働人口の減少問題やSDGsの多様性の面などから女性の活躍が非常に期待されています。
しかし、女性は男性に比べて毎月の月経や妊娠、出産、また更年期などのライフステージによって体調に大きな変化があります。
このような健康課題により、女性は能力をしっかり発揮できない、パフォーマンスが落ちる、または仕事を継続できないといった状況に陥ることがあります。その損失は年間約3兆4千億円にも上るとの経済産業省の試算もあり非常に大きな損失になっています。そのため、女性特有の健康課題の解決を重要視し、解決するツールとしてフェムテック・フェムケアが推進されているのです。
2.あったら便利!フェムテック・フェムケア仕様のユニフォーム3選
そんな注目を集めるフェムテック・フェムケアですが、フェムテックやフェムケア仕様のユニフォームも開発されています。
ユニフォームから女性をサポートするフェムテック・フェムケアは主に『冷え・腰痛・生理痛』で特に『月経』に関連しています。
この月経からくる冷えや腰痛・生理痛などはとても不快な症状なので悩んでいる女性は少なくないと思います。この月経は平均12歳頃から始まり、閉経平均51歳まで続き、年数的にはなんと約40年。生涯経験する月経回数は実に450回~500回にも上ります。
女性のライフステージの中でも非常に多くの年数を占め、毎月来る月経とは上手に付き合いたいものです。
そんな月経のお悩みを少しでも軽くするユニフォーム・仕事着を3つ症状に合わせてご紹介します。
1. 生理の漏れが気になる方
女性の中には、生理時に漏れが心配で淡い色味の服はあまり着たくない、着れないという方も多いと思います。
そんな女性におすすめなのが、こちらのマリークヮントのワンピースです。
淡いベージュの色味が上品なこちらのワンピース、生理時には少し着用しにくい色味です。ですが後ろ主要部に透湿防水布が付いています。
透湿防水布とはその名の通り、湿気は通すけれど水は弾くという性質の布です。しくみとしては湿気の粒子は水の粒子より小さいため、水の粒子は通らず湿気の粒子が通れる穴を生地に施しているため透湿防水が可能になっています。この透湿防水布は布ナプキンや生理用ショーツにも使用されているので、後ろの主要部に付いていると安心して着用できます。
2.生理痛・腰痛がひどい方
次に女性の悩みに多い生理痛・腰痛。その対策として有効なのが体を温めること。
体が冷えると血流を悪くし、痛みが増したり、痛みの原因そのものになることもあるので体は常に冷やさず温めておきたいものです。
そんなときに気軽に使えるのが使い捨てカイロですね。
生理痛などで部分的に身体を温めたい時などに使用している方も多いと思います。
そんな方におすすめなのが、カイロ専用ポケットが腰とお腹に付いたスカート・パンツです。カイロは肌に直接貼ったりすると低温やけどに起こすので服の上から使うことが基本ですが、スカートやパンツにカイロ専用ポケットが付いていると肌はもちろん服にも負担がかからず、貼らないカイロでもお腹や腰あてに使えます。
少しの事ですが、毎日履くスカートについていたら、と考えるととても便利ではないでしょうか。
3.まとめ
フェムテック・フェムケアとは何か、またフェムテック・フェムケア仕様のユニフォームをご紹介してきましたが、いかがでしたか?
フェムテックやフェムケアの市場は急速に拡大が進んでおり、2025年には世界で5兆円規模になるとの試算も出ています。
また令和3年より経済産業省はフェムテック等サポートサービス実証事業費補助金やなでしこ銘柄にフェムテック項目を取り入れるなど推進企業をサポートするなど力をいれています。
今後はさらにいろいろなフェムテックやフェムケア用品が開発され、女性が働きやすい社会に少しずつなっていくかもしれません。
フェムテックやフェムケア仕様のユニフォームや仕事着はまだまだ少ないですが、少しずつ取り入れて毎月の悩みをすこしでも軽減してみませんか?
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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