台風と集中豪雨に備える:災害への対策と、いま準備しておくべきグッズ
2020年8月24日
今年も台風シーズンがやってきました。台風や集中豪雨(ゲリラ豪雨)は大きな災害をもたらします。警報や警戒レベルなどの防災気象情報を有効に利用しながら、危険箇所を調べておいたり、発生時の対処をあらかじめ考えておくことで、被害を最小限にしたり未然に防ぐことも可能です。
私たち一人ひとりが日頃から台風や大雨の危険が近づいているというニュースや気象情報に注意し、台風が来る前に災害に備えて早めに対策することが大切です。
今回は台風や集中豪雨に対する備えと、クロスワーカーで購入できる!台風シーズン直前のいま準備しておくべきグッズをご紹介します!
私たち一人ひとりが日頃から台風や大雨の危険が近づいているというニュースや気象情報に注意し、台風が来る前に災害に備えて早めに対策することが大切です。
今回は台風や集中豪雨に対する備えと、クロスワーカーで購入できる!台風シーズン直前のいま準備しておくべきグッズをご紹介します!
普段から対策すべきこと
台風は事前に備えができる災害です。けれども、台風が接近してからでは間に合わない対策もあります。特に屋外の対策をすることはとても危険です。普段から屋外の対策を講じ、事前にできる準備をしておきましょう。
普段から気をつける!
家の外の台風対策
以下のポイントをチェックし、普段から補強や清掃などの対策を行うことが大切です。また、雨戸がない窓のガラスに「飛散防止用フィルム」を貼ったり、浸水するおそれがある家屋は土のうを準備しておきましょう。
チェックポイント
チェックポイント
- 雨どい、側溝、ベランダの排水溝の詰まり、水はけ
- 屋根、瓦、塀、壁、トタン板などの破損や雨漏れ
- 窓や雨戸の状態確認、修繕
- アンテナの傾きや固定の緩み
- プロパンガスボンベの固定
- エアコン室外機の固定
- 浸水しやすい箇所の確認
非常用防災グッズを備蓄する
ライフラインが途絶えたときを想定して、非常用グッズを備えておきましょう。
非常用防災グッズの例
- ヘルメット
- 防災ずきん
- マスク
- 軍手
- 着替え
- 紙おむつ、生理用品
- タオル
- 懐中電灯
- 携帯ラジオやワンセグ携帯
- 予備電池
- ライター、マッチ
- 救急用品(ばんそうこう、包帯、消毒液、常備薬など)
- 筆記用具
- ごみ袋
- 貴重品(預金通帳、印鑑、現金、健康保険証、公衆電話に使える10円玉も)
- 非常用食料(カップめん、缶詰、ビスケット、チョコレートなど)
- 飲料水
家族と緊急連絡手段や避難先を決める
家族で緊急連絡手段とその方法を話し合いましょう。別々の場所にいるときに災害が発生した場合でもお互いの安否を確認できるよう、日頃から安否確認の方法や集合場所などを、事前に決めておきます。
災害時には、携帯電話の回線がつながりにくくなり、連絡がとれない場合もあります。その際には以下のサービスを利用しましょう。
災害時には、携帯電話の回線がつながりにくくなり、連絡がとれない場合もあります。その際には以下のサービスを利用しましょう。
- 災害用伝言ダイヤル
局番なしの「171」に電話をかけると伝言を録音でき、自分の電話番号を知っている家族などが、伝言を再生できます。
- 災害用伝言板
携帯電話やPHSからインターネットサービスを使用して文字情報を登録し、自分の電話番号を知っている家族などが、情報を閲覧できます。
ハザードマップを確認する
家の近くに洪水のおそれのある河川があったり、低地・急傾斜地で水害や土砂災害のおそれがある場合は、事前にハザードマップなどを入手してチェックしましょう。過去に水害や土砂災害があったかどうかも確認することができます。近隣の建物や道路を知ることで、災害時の避難経路のパターンを用意することもできます。
ハザードマップは各市役所や区役所・役場で入手することができ、国土交通省の「ハザードマップポータルサイト」や市町村のホームページでも確認できます。
各都道府県では、土砂災害が起きる可能性がある場所を「土砂災害危険箇所」として公表し、看板などを立てて注意を呼びかけています。住んでいる地域の役所に問い合わせて、該当箇所があるかどうかの確認をしておきましょう。
ハザードマップは各市役所や区役所・役場で入手することができ、国土交通省の「ハザードマップポータルサイト」や市町村のホームページでも確認できます。
各都道府県では、土砂災害が起きる可能性がある場所を「土砂災害危険箇所」として公表し、看板などを立てて注意を呼びかけています。住んでいる地域の役所に問い合わせて、該当箇所があるかどうかの確認をしておきましょう。
台風などが接近してきたら…
台風は、事前に来ることが予想できる災害です。台風が近づいているというニュースを見たり聞いたりしたら、大雨が降る前・風が強くなる前に、早めに以下の対策を行い、接近してきたら屋内に避難しましょう。
台風が接近している最中に屋外で対策したり、外に様子を見に行って被害に遭われる方も多くいます。用水路の見回り、海岸の見回り、屋外での作業は絶対に避けて、大雨や強風による事故に巻き込まれないように、外出を控えてください。
防災機関などからの避難準備情報に注意し、市町村から避難勧告や避難指示があったら、すぐに動けるように準備して、すばやく避難してください。また、避難勧告が出されていなくても、危険を感じたら早めに自主避難するようにしましょう。避難する際には、火の元、ガスの元栓、電気のブレーカーを落とし、戸締まりを確認しましょう。
安全と思われがちな車での避難にも注意が必要です。20mm/h以上の降水量でワイパーは効かず、ブレーキが効かなくなる(ハイドロプレーニング現象)可能性があります。
台風が接近している最中に屋外で対策したり、外に様子を見に行って被害に遭われる方も多くいます。用水路の見回り、海岸の見回り、屋外での作業は絶対に避けて、大雨や強風による事故に巻き込まれないように、外出を控えてください。
防災機関などからの避難準備情報に注意し、市町村から避難勧告や避難指示があったら、すぐに動けるように準備して、すばやく避難してください。また、避難勧告が出されていなくても、危険を感じたら早めに自主避難するようにしましょう。避難する際には、火の元、ガスの元栓、電気のブレーカーを落とし、戸締まりを確認しましょう。
安全と思われがちな車での避難にも注意が必要です。20mm/h以上の降水量でワイパーは効かず、ブレーキが効かなくなる(ハイドロプレーニング現象)可能性があります。
台風がくる時の対策!
最新の台風情報の確認をする
ニュースなどで最新の台風情報が入手し、大雨や暴風などの警報・注意報や、天気予報、雨雲の動きなど、こまめに気象情報を確認しましょう。
家の安全対策
台風による影響に備えて、以下のような自宅の安全対策を行いましょう。
また、大雨による浸水の危険がある地域ではあらかじめ、家財道具や家電、非常備蓄品を建物の2階などの高いところに移したり、水の浸入を防ぐための土のうなどを準備しておくと良いでしょう。電源コンセントは漏電、ショート、感電などが発生する危険性があるため、コンセントは抜いておくことが重要です。
また、大雨による浸水の危険がある地域ではあらかじめ、家財道具や家電、非常備蓄品を建物の2階などの高いところに移したり、水の浸入を防ぐための土のうなどを準備しておくと良いでしょう。電源コンセントは漏電、ショート、感電などが発生する危険性があるため、コンセントは抜いておくことが重要です。
- 窓や雨戸をしめ、窓ガラスが割れたときの飛散を防ぐために飛散防止フィルムを貼る
- ガレージのシャッターは完全に降ろして施錠する
- 外からの物が飛んできた場合に備え、カーテンやブラインドを閉める
- 停電時に備え、携帯ラジオ、懐中電灯、ローソクなどを用意する
- 避難が必要になったときのために、非常用グッズを準備する
- 断水に備えて飲料水を確保し、浴槽に水を張るなどして生活用水を確保する
- 近所の避難場所と避難経路を、家族と一緒に確認する
- 市区町村が作成しているハザードマップで危険箇所を把握する
- 携帯電話を充電しておく
家の外の安全対策
庭やベランダ、玄関など家の周りにあるもので強風によって飛ばされる可能性のあるものは、室内にしまうか、しまうことが出来ない場合は飛ばされないようにしっかり固定しましょう。
- 風で飛ばされそうな物は飛ばないよう固定したり、家の中へ格納する
- 窓や雨戸は必要に応じて外から板を打ち付けるなどして補強する
- 排水溝や側溝は掃除をして水はけをよくする
- 鉢植えやゴミ箱など風で飛ばされそうなものは、固定したり、家の中へ格納する
- 庭木に支柱をたてたり、塀を補強する
- 物干し台は倒し、物干し竿は地面に置く
家の外に置いてあったものが強風によって飛ばされて、近所の家や車などを傷つけることがあります。過失がない場合であれば、風で飛んだものが他人の所有物を壊しても補償対象にはなりません。けれども、ご近所づきあいがギクシャクする原因にもなりますから、自分が加害者にならないための対策はしっかりしておきましょう。
クロスワーカーで購入できる!台風シーズン直前のいま準備しておくべきグッズ
クロスワーカー店舗では種類豊富なヘルメット、軍手・手袋、長靴・安全靴、プロ・一般向けレインウェアを揃えています。ご自身にあったサイズを確認していただけますので、お近くのクロスワーカー店舗にぜひお越しください。