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医療機関・介護施設・保育施設の感染予防対策にハイブリッドタイプマスクシリーズ

2020年9月16日
新型コロナウイルスの影響によるマスク不足は、医療・介護現場で大きな問題となりました。使い捨てマスクが品薄で入手できなくなり、関係者の感染リスクが懸念されたからです。

しかしこのマスク不足は、マスクに対する意識を変えるきっかけにもなりました。感染対策が必要な医師や看護師など、必要な人がサージカルマスクを使用できるように、一般の人々が手作り布マスクなどの繰り返し使えるエコタイプのマスクを着用するようになったからです。

サージカルマスク(医療向け使い捨てマスク)と布マスクの着用者、それぞれの感染予防効果にどの程度の差があるのか、はっきりとした研究結果は出ていません。しかし、マスクを着用することで感染リスクが低下することや、布マスクにも十分な予防効果があることは分かっています。

そこで今回は、医療機関・介護施設・保育施設の皆さんにこそ使っていただきたい、高機能な「ハイブリッドタイプマスク」シリーズをご紹介します。

SDGsとコロナ対策

高機能・ハイブリッドタイプマスクのご紹介の前に…、SDGsが策定されて5年。認知されている方も多いと思いますが、法人企業として具体的な取り組みを行っていますか?

コロナ禍は、持続可能な開発目標(SDGs)を達成するための大きな挑戦でもあります。

例えば、医師や看護師は使い捨てサージカルマスクを着用し、事務や栄養士など患者さんと接する機会の少ないスタッフはエコな布マスクを着用するなど、マスクの使い方を工夫することでSDGsに取り組んでいる病院様があります。

また、ある保育施設様では福利厚生のひとつとして、スタッフのネームと保育園のロゴマークをプリントした布マスクを作製しました。スタッフの健康を守ることで、SDGsに取り組むこともできます。

サージカルマスクは、これから冬を迎えるとまた品薄になるかもしれません。SDGsの取り組みの一環としても、使い捨てマスクの使用は必要最小限に抑え、繰り返し使えるハイブリッドタイプマスク(高機能マスク)の導入を検討してみてください。
SDGsは2030年を年限とする17の国際目標で、人類が歩むべき道のりを示しています。人類と地球の健全なかたちをほぼすべて包含しており、達成できれば、すべての人に安定した豊かな生活をもたらし、地球を健康に保つことができます。SDGsに取り組むことは、法人の社会的責任(CSR)やESG投資(環境(Environment)・社会(Social)・ガバナンス(Governance)要素も考慮した投資のこと)にもつながっていきます。

出典:国連開発計画 新型コロナウイルスとSDGs

新型コロナの感染拡大を、マスクで抑える効果はある?

新型コロナウイルスなどに対するマスクの感染防御効果を検討した最近の研究によると、マスクを使用すると人から人への感染のリスクが大幅に低下する可能性があるということがわかっています。この論文では、新型コロナウイルス(SARS-Cov2)、SARS、MERSの感染防御に関して、マスク・距離・アイガードの効果を検討した44件の関連比較研究(n=25,697名の患者)のメタ分析を実施し、結果を発表しています。

  • ウイルスの感染は物理的距離が1m以上の場合、1m未満の場合と比較して低い(n=10,736名、調整オッズ比0・18、95%CI0・09から0・38;リスク差[RD]-10・2%、95%CI-11・5から-7・5)

  • マスクの使用は感染リスクの減少につながる可能性があった(n=2,647;調整オッズ比0・15、95%CI0・07から0・34、RD-14・3%、-15・9から–10・7)

Physical distancing, face masks, and eye protection to prevent person-to-person transmission of SARS-CoV-2 and COVID-19:a systematic review and meta-analysis

マスクは素材によって飛沫の透過率が異なる!

アメリカ・デューク大学の研究グループがサイエンス・アドバンス誌(Science Advances)で発表した論文は、マスクの素材によって飛沫を抑える効果に差があるのかを検証しています。YouTubeで研究の様子が確認できる動画は、ニュースやインターネットなどでご覧になったことがあるかもしれません。
14種類の様々なマスクを着用した研究者が「Stay healthy, people」と5回繰り返して話しかけ、飛散した飛沫を記録・光学測定し、アルゴリズムを使用してマスクから漏れた飛沫量を測定したものです。

最も効果的だったのは、医療現場で使用されるN95マスク(写真14)でした(飛沫の透過率0.1%)。また同じく医療現場で使用されるサージカルマスク(写真1)も、N95マスクに近い効果があることがわかりました(飛沫の透過率1%)。

布マスクに関してはあまり差は見られず、顔にどれだけフィットしているか、どれだけ大きな声で話すかによって、効果は異なりました(飛沫の透過率20%前後)。

ただし、布マスクの中でもサージカルマスクに近い結果を出しているものもありました。写真4の2層ポリプロピレンエプロンマスクと、写真5の綿-ポリプロピレン-綿マスクです。下図を確認していただくと、綿(Cotton)だけのマスクに比べ、写真4と写真5の数値はサージカルマスクに近いことがわかります。
実験で使用したマスク14種類
左の図は、対応するマスクを介した飛沫の透過数を表しています。図の左側にある目盛りは飛沫のカウント数、下の文字はマスクの素材と写真番号です。図の一番左側がN95マスク、サージカルマスク、写真5の綿-ポリプロピレン-綿のマスク、写真4の2層ポリプロピレンマスクとなっています。
右の図は、マスクなし(緑)、バンダナ(赤)、コットンマスク(オレンジ)を着用した場合での、飛沫の時間変化を表しています。マスクなし(緑)の状態では、たくさんの飛沫が飛んでいることがわかります。
バンダナ(ハンカチ)をマスク代わりに使用したり、Tシャツのような素材のニット素材のマスクはほとんど効果がなく、「付けない方がマシ」という結果が出ています。特にフリースのネックゲートルは、飛沫を抑えるどころかむしろ10%程度も飛沫を増やしてしまうそうです。

フリースで飛沫が増える??と不思議に思われる方も多いでしょう。これに関して研究者は、フリース素材が大きな飛沫を小さい飛沫に分散させてしまうと考えています。小さな飛沫になってしまうと、空気中に長く浮遊するリスクが高くなるため、フリース素材のマスクやネックゲートルはお勧めできません。寒い時期になってくると、ネックゲートルをランニングや通勤時などに愛用される方も多いと思いますが、マスクとして使用しないように気をつけた方が良いでしょう。

出典:Science Advances 02 Sep 2020:Vol. 6, no. 36, eabd3083
Low-cost measurement of face mask efficacy for filtering expelled droplets during speech

布マスクは「素材」と「どれだけフィットするか」が重要

元気に遊び回る子どもたちと一緒に動いてもズレにくい、ハイブリッドタイプマスク
上述の実験では残念ながらハイブリッドタイプマスクシリーズのマスクは検証に使用されていません。そのため、ハイブリッドタイプマスクシリーズも一般な布マスクとして考えるしかありませんが、布マスクは素材による違いが多少あり、「顔にどれだけフィットしているか、どれだけ大きな声で話すかによって、効果は異なる」という結果でした。

マスクの素材に関して、綿ではなくポリプロピレンなどの化学繊維を使用することも重要になりそうです。ハイブリッドタイプマスクシリーズは、種類によって素材の混合率などは異なりますが、ナイロン、ポリウレタン、ポリエステルを使用しています。

また、マスクは声の大きさは制御できませんが、マスクのフィット感は調整できます。クロスワーカーが布マスクの中でもハイブリッドタイプマスクシリーズをお勧めする理由のひとつに、この「フィット感」と、「捕集効率」があります。

ハイブリッドタイプマスクシリーズは「フィット感」と、「捕集効率」にこだわりました!

クロスワーカーお勧めのハイブリッドタイプマスクシリーズは、4種類あります。

  • ハイブリッドタイプ™マスクCW
  • ハイブリッドタイプ™マスクHG
  • ハイブリッドタイプ™フェイスマスク
  • ハイブリッドタイプ™バンダナマスク
※制菌のSEKマーク(橙)は、ハイブリッドタイプ™マスクCW、フェイスマスク、バンダナマスクが取得しています。

ハイブリッドタイプ™マスクCWと、冷感タイプのHGは、スーパーストレッチ素材&インナーマスクとの2重構造で捕集効率アップさせたマスクです。スーパーストレッチ素材は、一般的なマスクのフィット感・つけ心地とは全く異なります。また、インナーマスクを配置させた二重構造の機能について、ご説明していきましょう。
医療機関・介護施設・保育施設の感染予防対策にハイブリッドタイプマスクシリーズ捕集効果の高いスーパーストレッチ素材-8方向へ高伸縮し、顔に隙間なくピタッとフィットします。
どこまで伸縮するのか、ハイブリッドタイプマスクをビヨ〜〜〜〜〜ンッと伸ばしてみました。スーパーストレッチを動画でチェック!
一般的な使い捨てマスクや布製マスクをつけると、どうしても隙間ができてしまいますよね。隙間から塵、菌、花粉、飛沫物が吸放出されてしまうから、マスクを着用する効果が薄れてしまいます。そこで、この隙間問題を解消するために、外側に高伸縮する8WAYストレッチ生地(スーパーストレッチ、8方向に伸縮する生地)を採用しました。

鼻やアゴ周りに隙間ができにくいため、塵、菌、花粉、飛沫の吸放出も軽減でき、細菌の捕集効率も向上します。それに立体構造に裁断したスーパーストレッチ素材が、顔の形に合わせてぴったりフィット!メガネが曇りにくいことも特徴です。

男女ともに使用できるフリーサイズで、糸もゴムも使わないフリーカット裁断により皮膚へのあたりを軽減。耳にかけても痛くなりにくく、マスク特有の息苦しさを感じさせない快適なつけ心地で、長時間の装着でも快適に使用できるように設計されています。

2重構造で捕集効率UP!

ハイブリッドタイプ™マスクCW 100699

ハイブリッドタイプ™マスクCW、および冷感タイプのHGは、マスクの中にインナーマスクがあり、二重構造を採用しています
ハイブリッドタイプ™マスクCW 2重構造で捕集効率UP(外側ストレッチ素材、インナー吸汗速乾+制菌加工素材)

塵、菌、花粉、飛沫の吸放出軽減、そして捕集効率を考慮した2重構造(外側のマスクと、インナーマスク)です。外側に高伸縮の8WAYストレッチ生地、内側にブレステック®ドライアップ(制菌加工生地)を採用しています。

インナーマスクには吸汗速乾&制菌加工(SEK認証取得)
マスク内側に、独自に開発した吸汗速乾性に優れた素材に制菌加工を施した、ブレステック®ドライアップを採用しています。

ブレステック®ドライアップには、制菌消臭(繊維製品新機能評価協議会 認証番号009A98 SEK加工)、吸汗速乾、UVカット、防縮加工(洗濯収縮の軽減)、防塵性の機能があります。
制菌加工生地として、安心のSEKマーク(橙・オレンジ)を取得しており、繊維に付着した菌の増殖を抑制して、口元の衛生面を保ちます。

橙のSEKマークは抗菌加工よりも協力な細菌抑制効果を持つ、制菌加工が施された認証マークです。繊維上の皮膚常在菌や塵、花粉、飛沫物に付着する有害な菌類の増殖抑制・減少効果が期待でき、衛生的な効果も高いものです。

SEKマークとは、繊維評価技術協議会が制定する、抗菌・防臭加工繊維製品の性能等における規格を満たした製品に付与する認証マークです。

販売価格:2,000円+税
カラー:ホワイト×ネイビー
表:ナイロン70%、ポリウレタン30%(8WAYストレッチ)
裏:ポリエステル100%(ドライアップ制菌繊維)

日本製 洗える バンダナマスク

ハイブリッドタイプ™マスクHG 2重構造で捕集効率UP
涼しさと衛生面を考慮した2重構造
外側に高伸縮の8WAYストレッチ生地を採用し、特殊冷感プリント(BreathtechR ICE 冷感プリント)を施しています。インナー素材には抗菌性能を持つ「着るエアコン」・Hyglater®️(ハイグレーター)加工を採用しました。

暑さ対策にBreathtech® ICE 冷感プリント& Hyglater®(ハイグレーター)を採用

汗と風で冷感が持続するBreathtech® ICE冷感 プリント。水との化学反応で熱を奪う特性がある「キシリトール・エリスリトール」を特殊な加工によって、外マスクの内側生地にプリントしています。

  • キシリトール:ミントガムなどに使用される、スーッとした冷涼感のある成分
  • エリスリトール:歯磨き粉などに使用される、スーッとした冷涼感のある天然由来成分

※マスクは無香料です。

特殊冷感プリントを施した繊維が、人の皮膚から発生する水分(汗)を吸収すると、その吸熱特性により繊維の温度が下がり、接触冷感だけでは得られない強い冷涼感をマスク生地から実感できます。さらに、風にあたることで冷却効果が増加・持続し、夏季の快適な使用をサポートします。

ハイブリッドタイプ™ マスクHG(冷感)は、インナーマスクにメッシュ生地のHyglater®(ハイグレーター)を採用しました。これはONYONEが2001年から開発に着手し、2005年から販売しているベストセラー素材です。

Hyglater®️が目指したのは、衣類の内側で変化する皮膚の温度・湿度をコントロールすること。

Hyglater®は、運動を始めた時点では身体から出る汗(湿気)を吸い取り、発熱します。しかし、そのまま運動を続けて汗の量が増えると、湿気を積極的に放出し始め、気化熱によって冷却します。

日本製 洗える 冷感マスク【8月上旬順次発送】冷感 抗菌
2,200円+税
表:ナイロン75%、ポリウレタン25%(8WAYストレッチ、 BrethtechRICE冷感プリント)
裏:ポリエステル100%(抗菌加工)

日本製 洗える フェイスマスク

フェイスマスクとバンダナマスクは、<細菌の捕集能力>に優れたドライアップ制菌繊維・半導体機能繊維の二重構造を採用しています。
フェイスマスク
捕集効率と衛生面を考慮した2重構造

塵、菌、花粉、飛沫の捕集効率、そして衛生面を考慮した2重構造(ドライアップ制菌繊維と、半導体機能繊維)です。

フロント部分に微細化された貴金属を練り込んだ半導体機能を有する繊維を2重使用しています。また、脇・後部分には吸汗速乾性のある素材に制菌加工を施し、繊維に付着した菌の増殖を抑制します(SEKマーク橙取得)。

吸汗速乾&制菌加工(SEK認証取得)
ハイブリッドタイプ™マスクCWと同様に、独自に開発した吸汗速乾性に優れた素材に制菌加工を施した、ブレステック®ドライアップを採用しています。

<細菌の捕集能力>に優れた半導体機能繊維!
市販されている一般的なマスクにはない機能。それがONYONEが独自開発した半導体機能繊維の特徴です。

マスク正面には微細化された貴金属を練り込んだ半導体機能を有する繊維を重ねています。半導体機能繊維は、通常素材に比較して特に<細菌の捕集能力>に優れており、塵、花粉、飛沫物に付着する細菌対策としての効果が期待できます。

さらにご家庭の洗濯機で洗濯しても、性能の劣化が少なく、特に半導体機能繊維は100回の家庭洗濯後も8割の性能を維持することが確認されています。

後頭部でフィットさせるから耳が痛くなりにくい!
現場作業、工場、ツーリング、スポーツ、運動、サバイバルゲームのマスクに
マスクの着用感が苦手な方にも試して欲しい!
3,300円 +税
正面:ポリエステル85%(半導体機能繊維)、ポリウレタン15%
脇:ポリエステル100%(ドライアップ制菌繊維)

日本製 洗える バンダナマスク

バンダナマスク
 捕集効率と衛生面を考慮した2重構造
フェイスマスク同様に、塵、菌、花粉、飛沫の捕集効率、そして衛生面を考慮した2重構造(ドライアップ制菌繊維と、半導体機能繊維)です。

フロント内側に微細化された貴金属を練り込んだ半導体機能を有する繊維を重ねています。外側は吸汗速乾性のある素材に制菌加工を施し、繊維に付着した菌の増殖を抑制(SEKマーク橙取得)します。

吸汗速乾&制菌加工(SEK認証取得)
ハイブリッドタイプ™マスクCWと同様に、独自に開発した吸汗速乾性に優れた素材に制菌加工を施した、ブレステック®ドライアップを採用しています。

<細菌の捕集能力>に優れた半導体機能繊維!
市販されている一般的なマスクにはない機能。それがONYONEが独自開発した半導体機能繊維の特徴です。

フロント内側に微細化された貴金属を練り込んだ半導体機能を有する繊維を重ねています。半導体機能繊維は、通常素材に比較して特に<細菌の捕集能力>に優れており、塵、花粉、飛沫物に付着する細菌対策としての効果が期待できます。

さらにご家庭の洗濯機で洗濯しても、性能の劣化が少なく、特に半導体機能繊維は100回の家庭洗濯後も8割の性能を維持することが確認されています。

スポーツマスク、ジョギングマスク、ランニングマスクをお探しの方、アスリート、スポーツをされる方へ!
マスクの着用感が苦手な方にも試して欲しい!
アゴ・ネック部分(首回り)の日焼け防止にも!
2,500円 +税
表:ポリエステル100%(ドライアップ制菌繊維)
裏:ポリエステル100%(半導体機能繊維)

ハイブリッドマスクシリーズのご購入はクロスワーカーへ!

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