看護師必見!ナースシューズの選び方
2020年6月3日
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働く看護師さんはもちろん、医療・介護分野で活躍されている方たちの必需品・ナースシューズ。理想のナースシューズを探し求めて、いまだ理想にたどり着けていない方も多いかもしれません。動きやすく疲れにくく安全なナースシューズ、見つかっていますか?医療・介護の現場だけでなく、オフィスでも使えるナースシューズ…どんなナースシューズを選べばいいのか分からなくなりますよね。今回はナースシューズについて徹底解説します!
ナースシューズ?
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オフィスなどで履いている方も多い、サンダルのような靴をナースシューズとイメージされる方も多いかもしれません。ナースシューズとは、病院や介護施設など医療・介護の現場で履く室内向けの作業靴です。大まかに3つのタイプがあります。
ナースシューズの種類
- サンダルタイプ
- パンプスタイプ
- スニーカータイプ(カカトが踏めるタイプも含む)
実際に病院や介護施設で履けるナースシューズは、スニーカータイプだけです。その理由も含めて説明します!
サンダルタイプ
ナースシューズと聞くと、サンダルタイプを思い浮かべる方も多いはず。サンダルタイプはつま先が空いているから通気性がよく、ムレにくくて快適です。それにお財布に優しいお値段も魅力の一つ。靴を販売する格安量販店などにもたくさん取り扱いがあります。でも、安いサンダルは足の変形を招き、足を悪くする可能性があります。
最近では注射針などの危険物が落下するとケガをする危険性があるため、安全面への配慮から「つま先の開いたサンダルタイプは禁止」という医療機関も多くなっています。介護施設やクリニックなど脱ぎ履きの多い現場ではサンダルが重宝されることもありますが、簡単に脱げることが不便に感じることもあります。
どうしてもサンダルタイプを選びたいときは、かかとの部分のベルトが可動式になったスリッポンタイプ、いわゆるクロックスタイプのサンダルがお勧めです。手を使わずに履けるので、サンダルを触るたびに手の消毒をする必要がないのもポイント。けれどもスリッポンタイプも踵が浮いてしまうので逆に足が疲れてしまいがちです。それから気をつけたいのは、価格があまりにも安い商品。在庫処分の目的で売られている場合、底のゴムの劣化が始まっているサンダルがあるかもしれません。
楽に使いやすいのがサンダルタイプですが、サンダルを履いてもOKかどうか、職場に確認してみてくださいね。
最近では注射針などの危険物が落下するとケガをする危険性があるため、安全面への配慮から「つま先の開いたサンダルタイプは禁止」という医療機関も多くなっています。介護施設やクリニックなど脱ぎ履きの多い現場ではサンダルが重宝されることもありますが、簡単に脱げることが不便に感じることもあります。
どうしてもサンダルタイプを選びたいときは、かかとの部分のベルトが可動式になったスリッポンタイプ、いわゆるクロックスタイプのサンダルがお勧めです。手を使わずに履けるので、サンダルを触るたびに手の消毒をする必要がないのもポイント。けれどもスリッポンタイプも踵が浮いてしまうので逆に足が疲れてしまいがちです。それから気をつけたいのは、価格があまりにも安い商品。在庫処分の目的で売られている場合、底のゴムの劣化が始まっているサンダルがあるかもしれません。
楽に使いやすいのがサンダルタイプですが、サンダルを履いてもOKかどうか、職場に確認してみてくださいね。
パンプスタイプ
上品で女性らしいナースシューズとして人気なのがパンプスタイプです。職場でもおしゃれをしていたい、ナースシューズにもこだわりたいという方にお勧めですが、パンプスは安定感を欠くために疲れやすく、ムレやすいのが欠点です。疲れが溜まりやすいため、むくみやすい体質の方や疲れにくい靴を探している方にはお勧めできません。
素材の開発が進んで、こうした悩みが解消されつつあります。お値段は他のタイプに比べて高くなりますが、パンプスタイプが好きな方には満足度も高い商品が販売されています。
素材の開発が進んで、こうした悩みが解消されつつあります。お値段は他のタイプに比べて高くなりますが、パンプスタイプが好きな方には満足度も高い商品が販売されています。
スニーカータイプ
スポーツシューズのような形状のナースシューズがスニーカータイプです。動き回る仕事が多い方にお勧めです。一般的なスニーカーとの違いは、滑りにくく、足音が静かなこと。足を覆う安定感があり、フィッティング性が高いため、足とナースシューズが一体化します。看護師さんや介護士の方の仕事、長時間の立ち仕事、患者さんを抱えたり車椅子やストレッチャーを動かす、緊急時に走ったり屈伸したりといった、細かな動きもサポートします。
また、ランニングシューズのようなつま先にメッシュ素材がないのも特徴です。注射針などの危険物がナースシューズに落下しても、刺さったりケガしたりしないように工夫されているためです。
ただ、足を覆っている分、脱ぎ履きがしにくいので、ナースシューズを脱いでお世話をするときがネックです。脱ぎ履きしやすく清潔なスニーカータイプなら、靴紐ではなくマジックテープタイプを選ぶと良いでしょう。
また、ランニングシューズのようなつま先にメッシュ素材がないのも特徴です。注射針などの危険物がナースシューズに落下しても、刺さったりケガしたりしないように工夫されているためです。
ただ、足を覆っている分、脱ぎ履きがしにくいので、ナースシューズを脱いでお世話をするときがネックです。脱ぎ履きしやすく清潔なスニーカータイプなら、靴紐ではなくマジックテープタイプを選ぶと良いでしょう。
スニーカータイプ(カカトが踏めるタイプ)
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スニーカータイプの中には、カカトが踏めて、脱ぎ履きがしやすいように工夫されたタイプもあります。つま先が空いたサンダルタイプはNGでも、カカトが踏めるタイプはOKな現場もあるので、脱ぎ履きの多い現場(訪問看護など)では選ばれることが多いように思います。サンダルタイプやパンプスタイプよりはお勧めできます。
ただ、スニーカータイプに比べるとフィッティング性が低く、疲れやすいのはもちろんのこと、安全性が低く転倒の危険もありますので、スニーカータイプを選んだ方が良いでしょう。
絶対スニーカータイプのナースシューズ!
ナースシューズ選びに失敗する理由、それはデザインを重視しすぎていることが原因です。可愛いデザインのナースシューズは足が疲れやすいことが多いです。
スニーカータイプのナースシューズは落下物や障害物から足を守ってくれるだけでなく、つま先と踵が安定しているので足の疲れが軽減されます。ナースシューズは機能性重視で選びましょう。アクティブに動きたい方は絶対にスニーカータイプのナースシューズを選んで欲しいものです。
スニーカータイプのナースシューズは落下物や障害物から足を守ってくれるだけでなく、つま先と踵が安定しているので足の疲れが軽減されます。ナースシューズは機能性重視で選びましょう。アクティブに動きたい方は絶対にスニーカータイプのナースシューズを選んで欲しいものです。
ナースシューズの選び方
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それでは、ナースシューズを選ぶときのポイントは何でしょうか。
- 動きやすさ
- 疲れにくさ
- 脱ぎ履きのしやすさ
- 蒸れにくさ・通気性
- フィット感
- 消臭機能
- 汚れにくさ
- 丈夫さ
- 軽さ
いろいろありますが、大きく4つのポイントでナースシューズを比較してみてください。
ポイント1:動きやすさと疲れにくさ
看護師さんや介護士さんなど、どうしても長時間の立ち仕事になりがちです。少しでも足腰への負担を軽くするには、動きやすく疲れにくいナースシューズを選ぶことです。
例えばスニーカータイプやパンプスタイプなどを選ぶときに注目したいのは、靴底の厚みやクッション性、ヒールの高さです。ヒールは高すぎても低すぎても足腰に負担がかかりやすいので、自然にまっすぐ立ったときに楽に感じる高さが理想です。
疲れやすい、むくみやすい方には、EVA素材の靴底がお勧めです。ゴム素材と比べるとEVA素材はやや滑りやすさがあるものの、軽くてクッション性に優れていて疲れにくいのが特徴です。滑りにくく安定感のあるゴム素材は歩くと音が出やすいのが難点。静かな環境や夜勤には適しません。EVAと合成ゴム素材の靴底のナースシューズなら疲れにくく滑りにくいので、弱点を補えます。
例えばスニーカータイプやパンプスタイプなどを選ぶときに注目したいのは、靴底の厚みやクッション性、ヒールの高さです。ヒールは高すぎても低すぎても足腰に負担がかかりやすいので、自然にまっすぐ立ったときに楽に感じる高さが理想です。
疲れやすい、むくみやすい方には、EVA素材の靴底がお勧めです。ゴム素材と比べるとEVA素材はやや滑りやすさがあるものの、軽くてクッション性に優れていて疲れにくいのが特徴です。滑りにくく安定感のあるゴム素材は歩くと音が出やすいのが難点。静かな環境や夜勤には適しません。EVAと合成ゴム素材の靴底のナースシューズなら疲れにくく滑りにくいので、弱点を補えます。
ポイント2:脱ぎ履きのしやすさ
ナースシューズを脱いだり履いたりすることも多い仕事の場合、できるだけ手軽に脱ぎ履きできることもナースシューズ選びの際のポイントでしょう。脱ぎ履きのしやすさだけを考えればサンダルタイプやスリッポンタイプなどがお勧めですが、安全性の面で不安がありますし、脱ぐつもりのないときに脱げてしまうのでは困ります。
それならスニーカータイプでマジックテープを留めるナースシューズや、パンプスタイプでも伸縮性のある素材を使ったナースシューズなど、着脱のしやすさも意識して選ぶと良いと思います。
それならスニーカータイプでマジックテープを留めるナースシューズや、パンプスタイプでも伸縮性のある素材を使ったナースシューズなど、着脱のしやすさも意識して選ぶと良いと思います。
ポイント3:蒸れにくさ・通気性
足は意外とたくさんの汗をかきます。足裏は1㎠あたり約300ml/日(コップ1杯分)の汗をかくといわれています。長時間ナースシューズを履きっぱなしとなると、どうしても足が蒸れやすく、足の臭いも気になりますよね。スニーカータイプならメッシュ素材を使っているなど、きるだけ通気性の良い素材やデザインのものを選ぶのがお勧めです。
ポイント4:フィット感
自分の足の形やサイズにあったナースシューズを選ぶことは大事なポイントです。サイズが合っていれば、足腰も疲れにくくなります。サイズが小さくて、締め付けが強すぎると、外反母趾や巻き爪などの原因になり、足が変形してしまうリスクがあります。反対にサイズが大きいと歩きにくく、つまづきやすくなります。マジックテープを使用したものであれば、幅広・甲高の方でも甲の幅を調整できます。きちんと試着して自分の足に合っているか確かめてから購入しましょう。
ナースシューズは消耗品!買い替えしやすいナースシューズを選ぼう
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「疲れにくい」「蒸れにくい」「足にフィットする」といった機能性に優れたナースシューズを選ぶことの他に、これが一番重要かもしれませんが、高価なナースシューズよりも買い替えしやすい価格のナースシューズを選んでください。
ナースシューズの売り場や、通販カタログ、ネットショップを眺めていると、ブランドのナースシューズや、スポーツメーカーが開発したナースシューズなど、様々なものがあります。各メーカーが高機能や新素材を謳い、どれも素敵に思えます。
でもナースシューズは消耗品です。ナースシューズは汚れたら自宅に持って帰って洗う方は少なく、ある程度汚れたら捨てて買い替える方が大多数です。病院や介護施設の床は血液、痰、便尿、体液、落屑(皮膚)、薬剤などで汚染されています。ナースシューズを自宅に持ち帰ることに抵抗がある方も多いと思います。
高価だな、高いなと思うナースシューズではなく、買い替えしやすいナースシューズを選んでください。安すぎると不安という方もいらっしゃるかもしれませんが、相場として2500円~3000円位で機能的なナースシューズが手に入ります。
ナースシューズの売り場や、通販カタログ、ネットショップを眺めていると、ブランドのナースシューズや、スポーツメーカーが開発したナースシューズなど、様々なものがあります。各メーカーが高機能や新素材を謳い、どれも素敵に思えます。
でもナースシューズは消耗品です。ナースシューズは汚れたら自宅に持って帰って洗う方は少なく、ある程度汚れたら捨てて買い替える方が大多数です。病院や介護施設の床は血液、痰、便尿、体液、落屑(皮膚)、薬剤などで汚染されています。ナースシューズを自宅に持ち帰ることに抵抗がある方も多いと思います。
高価だな、高いなと思うナースシューズではなく、買い替えしやすいナースシューズを選んでください。安すぎると不安という方もいらっしゃるかもしれませんが、相場として2500円~3000円位で機能的なナースシューズが手に入ります。
マジックテープならぴったりフィット
一般向けに販売されているランニングシューズやスニーカーは、さすがスポーツメーカーが開発しただけあって機能的でお手頃価格の商品が多く、ナースシューズの代用にしている看護師さんもいます。デザインもスタイリッシュでおしゃれですよね。でも、医療向けに開発されたシューズではありませんし、ほとんどは靴紐を結ぶタイプです。実はこの靴紐、医療・介護の現場には適していません。
ナースシューズは血液や痰、便尿、体液などの汚染にされることが多く、靴紐を結ぶ行為は出来るだけ避けたいものです。靴紐が緩んで結ぶなど、靴紐を触るたびにしっかり手洗いができればいいですが、仕事中ではそうもいきません。それに靴紐が布素材であれば、液体や飛沫を吸収してしまいます。
マジックタイプのナースシューズであれば、靴紐のように解けることもなく、アルコール綿で拭くだけとお手入れも簡単です。清潔安全のため、靴紐よりマジックテープを選んでくださいね。
ナースシューズは血液や痰、便尿、体液などの汚染にされることが多く、靴紐を結ぶ行為は出来るだけ避けたいものです。靴紐が緩んで結ぶなど、靴紐を触るたびにしっかり手洗いができればいいですが、仕事中ではそうもいきません。それに靴紐が布素材であれば、液体や飛沫を吸収してしまいます。
マジックタイプのナースシューズであれば、靴紐のように解けることもなく、アルコール綿で拭くだけとお手入れも簡単です。清潔安全のため、靴紐よりマジックテープを選んでくださいね。
ムレ予防は、サイドメッシュ
足全体を包み込んで守ってくれるスニーカータイプは完璧に思えますが、それでもやっぱり弱点があります。それはムレです。これからの季節、ナースシューズのムレが気になるという方も多いことでしょう。そうした悩みを解決してくれるのが、メッシュ素材を使ったタイプです。
足の甲部分が一部メッシュになっているスニーカーは、血液や吐物などを弾かずに通してしまいます。靴下までしみ込んでしまうこともあるので、注意が必要です。サイドメッシュであれば、上からの液体汚染に暴露するリスクが軽減できます。
それでもメッシュは汚れがしみ込みやすいため、汚れやすい現場の場合はメッシュが少なめのタイプを選んだ方がよいかもしれません。
最近ではムレをベンチレーションしてくれる機能が充実したナースシューズが販売されています。靴底にベンチレーションとして換気ホールがあり、熱や湿気を逃すタイプもありますが、医療・介護の分野では床が汚物等で汚れてしまっていることもあります。靴底から換気するタイプではなく、靴の側面がメッシュ素材になっている方が安心でしょう。
足の甲部分が一部メッシュになっているスニーカーは、血液や吐物などを弾かずに通してしまいます。靴下までしみ込んでしまうこともあるので、注意が必要です。サイドメッシュであれば、上からの液体汚染に暴露するリスクが軽減できます。
それでもメッシュは汚れがしみ込みやすいため、汚れやすい現場の場合はメッシュが少なめのタイプを選んだ方がよいかもしれません。
最近ではムレをベンチレーションしてくれる機能が充実したナースシューズが販売されています。靴底にベンチレーションとして換気ホールがあり、熱や湿気を逃すタイプもありますが、医療・介護の分野では床が汚物等で汚れてしまっていることもあります。靴底から換気するタイプではなく、靴の側面がメッシュ素材になっている方が安心でしょう。
以上のポイントを踏まえて、お勧めのメディカルシューズです!
精密機器の多い病院用に静電気防止の素材を使ったスニーカー!
ナースシューズ選びのポイント、いかがでしたか?皆さんのお気に入りの一足が見つかりますように!